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2026/09/11 |
県は7月30日、「令和8年産トキの早もぎ防止対策連絡会議」を弘前市内で開いた。令和7年産では早もぎされた未熟なトキが台湾に輸出され、青森県産リンゴの評価を大きく落とすことにつながった。会議では各団体から8年産の収穫・輸出に向けての取り組みが示され、全県を挙げ「適期収穫」・「適期輸出」に取り組むことを申し合わせた。 「トキ」の早もぎ防止対策連絡会議は、昨年、収穫適期より早くに収穫された未熟な「トキ」が台湾に輸出され、食味不良果が台湾消費者の不振を招いたほかビターピットが多発。青森県産リンゴの評価を大きく落としたことを受けて開かれたもので、県や市町村、関係団体、輸出業者ら約60人が出席。8年産の収穫・輸出の本格化を前に対策を協議した。 会議ではりんご研究所からリンゴの生育状況が報告され、ビターピットの発生について、「樹勢が強まっている樹が見られるほか、果実肥大も平年を上回っており、注意が必要」とされ、「熟度調査の結果や収穫時の標準指標を参考にした適期収穫の徹底」・「ビターピットを助長する早もぎの回避」が求められた。 また、昨年産の「トキ」の輸出検査の状況が報告され、昨年産では10月6日の「中秋節」に合わせ、収穫始めである9月30日よりかなり早い9月17日に輸出検査がスタートしたことなどが示され、本年は「中秋節」が9月25日であり、「トキは中秋節には間に合わない」という認識をもってほしいと呼び掛けられた。 続いて各団体から8年産トキの適期輸出に対する取り組みが報告された。県りんご対策協議会では、宮下宗一郎県知事のメッセージで「適期収穫・厳選出荷」を呼び掛ける新聞広告やラジオ広告、SNS動画を作成。席上で動画が放映された。報告の中で同会の高澤至事務局長は「昨年9月に出回った未熟な『トキ』で消費者離れが起き、百貨店、小売店等からも厳しい声が聞かれている。旬の時期に美味しいリンゴを取り扱ってもらえるよう、周知活動の徹底を続けていきたい」と述べた。同会では台湾側に向けて既に周知活動を行っており、台湾の消費者向けに特設ホームページを開設。10月には台湾メディアによる情報発信等を行い大々的に青森リンゴの旬到来を消費者に向けPRしていくという。 会議では最後に本会議のテーマである「味が乗った時に収穫、トキめく美味しさ届けよう」の声に合わせ出席者一同で声をあげ、適期収穫、適期販売へ向け意思統一を図った。 |