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2026/10/27 |
県りんご商協連(丹代金一会長)は10月20日、弘前市内で「第2回所属組合員全員協議会」を開いた。晩生種の販売た策を協議した会議では、「生産量は40万㌧を超える可能性もある」とされた中、「発表された市場販売予想アンケートの結果には届かないのでは」との声も上がり、現状の販売を念頭に置いた、冷静な対処を申し合わせた。 リンゴ販売全体の半数以上を占める主力のサンふじを中心とした晩生種の対策会議となる第2回全員協議会には、組合員ら約40人が出席。丹代会長のあいさつに続いて県りんご協会の工藤貴久技師、東京新宿ベジフルの菅野秀一執行役員による特別講演が行われた。 この中で工藤技師は今年産リンゴの生育状況等を説明。大玉傾向に加え、昨年多発した鳥獣被害等が少ないことから、「収穫量が40万㌧を超える可能性も考えられる」としたほか、「ふじ」の熟度については「硬度や着色等が1週間、糖度が10日ほど早く、酸抜けも早い。蜜程度も平年並みとなっており、数値だけみると美味しい状態」と述べた。一方、大玉傾向による「つる割れ」への警戒を呼び掛けたほか、「内部褐変」は真夏日日数のほかに、大玉果で熟度の進みが早いと発生しやすく、王林の「ビターピット」も大玉、未熟果という状況で発生しやすいとし、生育動向を注視する必要があると呼び掛けた。 菅野執行役員は、今後のリンゴ販売の動向等について報告。「リンゴは品種によって様々な特徴があるにも関わらず、スーパーの売場では青森県産リンゴとして価格だけで比較されがち。それぞれの品種の良さを消費者に理解してもらうため、これからの市場には、単なる物流機能だけでなく、情報を運ぶ機能が最大限に求められている」述べた。さらに「計画的かつ安定的な入荷がスムーズな販売につながり、売場も確保できる」とし、「品種間の円滑な切り替えや、ピーク時期、中心サイズ、品質等の情報が非常に重要。産地と市場で品種ごとの販売計画や出荷情報の早期共有を図ってほしい」と要請した。 この後の意見交換では、発表されたサンふじのアンケート価格について、「現状の販売状況を踏まえると高すぎる」との意見が上がり、晩生種ではこれまで以上に冷静な対応が必要とされた。 |