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県産リンゴの魅力をPR~台湾で「青森りんごキャンペーン」~

2023/12/28
 県りんご対策協議会(加川雅人会長)は12日から16日にかけ、台湾で「青森りんごキャンペーン」を実施した。
 「青森りんご台湾キャンペーン」には宮下宗一郎青森県知事や県りんご対策協議会の加川会長はじめ関係団体の代表やミスりんごあおもりらが参加。台北市や高雄市を中心に百貨店や量販店等でのプロモーションイベントを展開し、青森県産リンゴの最需要期となる「春節(旧正月)」への販売に向け、台湾の消費者に青森リンゴをPRした。
 百貨店での販促イベントでは宮下知事らが台湾消費者に積極的にPRを実施。特設ステージでは宮下知事が自らクイズ大会に参加し消費者に県産リンゴを手渡すなど、大盛況のイベントとなったという。
 キャンペーンではこのほか、大手スーパー「カルフール」のストリーミングチャンネルにおいて、有名シェフを招いた青森県産リンゴのデモンストレーションライブ等が行われたほか、行政機関への表敬訪問、児童養護施設や幼稚園へのリンゴ寄贈等を実施。また、台湾では若年層を中心にカットフルーツの販売が伸びているといい、需要の取り込みに向け、大手コンビニエンスストアとの意見交換も行われたという。
 キャンペーンに参加した同会の加川会長は「売場は品種のバラエティーがかなり豊富になっている。産地高を背景に単価が高い一方で回転が悪いのか一部で柔らかいリンゴもみられる。品質重視の輸出に取り組むことはもちろん、売れる場所に売り込んでいけるような企画を進めていきたい」と話している。
 県りんご対策協議会では、2024年(令和6年)1月にも台湾でキャンペーン開催を計画。店頭での試食販売会やPRイベント等を実施し、春節の販売に弾みを付ける考え。







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