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食味前面に売場形成 ~第1回全員協議会~

2026/10/16
 県りんご商協連(丹代金一会長)は9月29日、弘前市内で第1回所属組合員全員協議会を開き、ジョナゴールドを中心とした仕入れ・販売対策を協議した。中生種の販売環境や今年産の大玉傾向を踏まえた販売対策等について意見を交わしたほか、食味を前面に押し出した販売や産地・消費地間の情報共有の重要性を確認した。

 組合員約50人が出席した全員協議会では、丹代会長のあいさつに続いて、特別公演が行われ、県りんご研究所の小林達栽培部主任研究管理員が中生種の生産状況等について説明し、ジョナゴールドの熟度(無袋)については、総合的にみて熟度は平年並みとされてた。また、ビターピットについて、本年は発生しやすい気象条件ではないものの、大玉傾向のため注視する必要があるほか、未熟果だと貯蔵中に発生する可能性が高まるとされ、適期収穫の徹底が求められた。
 大果大阪青果の古賀大豪果実部部長はリンゴ等の現状と今後の見通しについて報告し、中生種の販売見通しについて「昨年、中生種が安くなかった一番の要因は、他県産が極端に少なかったため。今年は他県も順調に生育しており、リンゴ自体が昨年より多い」と述べ、「中生種は昨年の相場を踏まえると、11月初旬までは厳しいと思われる」とした。一方、「広いスペースでリンゴを販売している店舗が多くみられ、ナシが少ないこともあり、今年はリンゴが表に出るチャンス」とし、10月、11月の中生種の販売は苦しいと思われるが、数量的な本番を迎えるサンふじの出荷を前に、食味の良さを前面に押し出して売場を形成し、サンふじ以降の積極販売につなげてほしい」と呼び掛けた。
 自由討議では、「実を成らせすぎの園地も見られるため、小玉が極端に少ないということではないが、全体的に見れば、大玉傾向である」などと今年産のリンゴの生育状況についての見通しが示された。
 販売面については「今年は生育状況が昨年と大きく異なり、40玉等が少ないという情報が量販店のバイヤーまで伝わっていない可能性がある」等と声が上がり、「大玉を販売していくという情報をバイヤーにうまく伝わる流れを早く作らないと価格は上がってこないのではないか」等とされ、産地と消費地における綿密な情報共有の重要性が示された。








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