県りんご商協連青年会(髙木健太郎会長)は2月27日から3月1日にかけ、関西地区で県外視察事業を実施。青年会会員約20人が市場や量販店の視察に加え、大阪中央青果の協力を受け、大阪市内小学校で食育活動を実施した。 このうち、大阪市立玉川小学校では、2年生を対象に「食育事業」を行い、スライドでの説明やリンゴにまつわるクイズ等のほか、「サンふじ」と「王林」の食べ比べや、市販のジュースと「青森県産リンゴジュース」との飲み比べ等が行われ、リンゴを食べた生徒から歓声が上がるなど喜ぶ様子も見られ、大盛況の授業となったという。 事業ではこのほか、市場視察や大阪地区量販店での品質・売価調査を実施。大果大阪青果の県産リンゴ輸出分の保管から通関輸送、海上輸送までを行っている「㈱上組堺支店南大阪センター」を視察。輸出作業の効率化等へ向けたディスカッションも行われた。 事業を終えた髙木青年会会長は「事業を実施できたことに対し、協力を頂いた関係各位に御礼申し上げたい。食育活動では『本物の味』を生徒の皆さんに感じてもらうことができたと思う。視察等についても例年になく密度の濃い活動を行えた。会員には今回の経験を今後の活動に活かしてもらえれば」と話している。
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